全国のアルバイト時給相場と正社員の平均年収について

求人広告を出している全国アルバイトの平均時給が、2016年の9月でついに1000円台に突入した事が話題となりましたが、この結果は全国アルバイトの平均時給の調査がスタートした2002年以降で初めての大台突入という事になります。

人材不足から人材確保の競争が激しい傾向がある三大都市圏では軒並み平均時給が高く、特に関東エリアの中でも東京都と神奈川県、関西エリアでは大阪府の平均時給が群を抜いて高いですし、職種別では薬剤師や看護師など専門・技術職などが非常に高く、関東エリアにおける薬剤師は2000円を超えてきます。

そのため、医療系の資格など専門資格を持っていると高時給につながりやすいですし、パート薬剤師についてはドラッグストアが特に高額になりやすい傾向にあるため、2500円を超えるところもあるようです。

また、昨今はインターネット通販の需要が非常に高まっている事もあって、配送・仕分け・梱包などの作業を行う運輸職系・技能・労務系などの職種も全国アルバイトの平均時給が上昇していますし、フード・サービス系や販売系の上昇も目立っています。

地域別では北海道や九州エリアでも前年同月比より上昇が続いているなど、全国アルバイトの求人需要は高まっている傾向にありますが、パート・アルバイトの賃金が上がる一方で、企業側からすれば人件費アップにより経営を圧迫する事になるので、さらにアップすると言われる時給に耐え抜く力があるかどうかが今後のカギになると言われています。

全国展開する会員制倉庫型量販店では地域の活性化のためにと、全国アルバイトの平均時給が一律で1200円以上という非常に良い待遇で募集していたりしますし、非正規雇用の待遇がますます改善されていく事になるかもしれません。

正社員の平均年収について

現代はデスクワークと言えばプログラマーなど多種多様ですが、全国各地で見受けられる昔ながらのデスクワーカーと言えば一般事務です。一般事務の年収相場というのは252万円であり、職種を100種類に分類した時順位は96位になります。派遣社員をはじめ契約社員や正社員、パートタイマーなど職種の幅が広いことから、年収相場に大きな差が無いという特徴があります。

現場で身体を動かしている方よりも軽く見られてしまうこともあるのですが、企業を円滑に経営していくためには必要不可欠な役目です。社員になるためには特別な技術や知識を必要としないものの、現代社会では全てをコンピューターで処理していくのでオフィスソフトは使いこなせた方が良いでしょう。また、現場で黙々と作業に向き合うのではなく、電話応対などで社外ともやり取りする機会が多いのでビジネスマナーが重視される傾向にあります。

同じように着座した状態で業務に従事する役目としては、受付や秘書として勤務している社員も例外ではありません。年収相場は260万円ほどでありランキングでは86位に位置しています。ランキングを見てもわかりますが、年収相場が高くないものの一般事務に比べた時少しだけ収入が多いということがわかります。全国的に年収相場が低めではあるものの、結果を出したり努力することにより賃金が上乗せされることもある業務です。

重要な取引先とのパイプ役になるので、高度なマナーを身に着けておく必要性があります。一方、外回りを行ったり営業所に出向くことが多くて自社に居る時間が極端に短いバイヤーなどは年収相場が288万円です。多くの人に会うので気疲れしやすいですが、給与面では若干恵まれています。